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ネタバレ
ロックマンゼロ2
インティの難易度設定ってさ、闇雲に難しいわけじゃなく、なんか緻密に計算された意地悪な高難度なんだよね。一見大雑把な配置に見える気もするが、どうすればプレイヤーが苦しむかをしっかり分かっていてそういう設計をしてる感じ。従来のロックマンやXシリーズとは毛色が違ってて、こういう方向性はべっ別に嫌いではない。
まあ…画面外から突然襲ってくる敵とか、画面外に待ち構えてるトゲとか、画面外の見えない足場へのジャンプアクション要求とか、そういうのはどうかと思いますが!トゲタイヤは速度が速くて反応が間に合わないし間に合わして斬ったとしても一撃じゃ壊せないし、射撃してくるタイプの敵は画面に入った瞬間に撃ってくるからこっちも画面に入った瞬間に斬ろうとしてもやられるし、地形に関しては画面サイズに対してデカくし過ぎなのかなとは感じた。
絶対的に画面が小さいというより画面サイズに対しての自キャラの移動速度が速すぎる、という感じ。
あと装置破壊して電撃壁消して抜けるとこは設定ミス疑うレベルで猶予が短すぎる!最速で行ってるのに間に合わないんだけど!?最速で行こうにも途中狭いとこに敵がいるせいで絶対間に合わないんだけど!?復活タイミングの位置取りによっては進むも戻るも出来ずに詰むん(ダメージ確定)だけど!?
死にゲーならリトライがもっと快適だとなおいいんですが!コレクション版はアシストセーブでだいぶよくはなってるんだけど、イベントスキップがないのとアシストセーブの仕様が重なって、特にラスボス戦のリトライがマァ~~~~ジで地獄の様相になってたのは相当よろしくない…。ここのあまりの長さが本作で何よりも辛い場面だった…。
アシストセーブ実装するに当たってなんでイベント見る前まで戻す仕様にしたんだ…。あるいはその仕様ならイベントスキップをなんで追加してくれなかったんだ…。当時のゲームとしてもゼロシリーズより先に生まれてたエグゼは実装してたよ!
ただアシストセーブ、前作やった時はこれを使ってちょうどいい難易度(ただしラスボスは激ムズ)と思ったんだけど、ロックマン11作、X8作を乗り越えてきた今の私からするとヌルくなりすぎてたかもしれない。かといって全くなしだとまだ難しいかも…。(ただし最終面は激ムズ。ボスラッシュもあるしここだけ急激に難易度上げすぎなんよ!)
エルフ使用がペナのため初期体力で最後までいかなきゃいけないからものすごく脆いんだけど、弱点属性チャージセイバーがアホみたいに強いせいで、ボスの行動パターンちゃんと見切れなくても雑な戦い方で割となんとかなっちゃうのは(前作からながら)意図的な調整なんだろうかね。あまり大味な調整はよくないとは思うが、実質初期体力強制ならこれぐらいでもまあ、いいか…。
あとサブタンクあったんだ!?1個あるだけで実質体力3倍だからたいへん助かった…。
操作性はよく敵を斬る爽快感があり高難度ながらその設計が絶妙で(理不尽なとこはよくあるけど)、2Dアクションゲームとしてかなり気持ちいい。
ゼロシリーズはセイバーで敵を倒したときに専用の斬られグラ用意されてるの細かくていいよね…(ボスまで)。
前作からそうだけどウリのサイバーエルフが使うとペナルティは本ッッッッッッッ当によくない!
評価システムがあってそれでドンソクのセンシだの罵倒されるのは100歩譲ってまだいいとしても、今作高評価でボス倒した時だけ技が習得できるとか本当によくない!各ボス倒せるのは1回だけなのに!インティさん、それはないですよ。X5の不可逆要素をより深堀りして悪くしたような、さ…。
グラップリングビーム(チェーンロッド)登場でワイヤーアクションが増えて楽しい。特定のブロックにだけとかじゃないから色々試したくなる、好奇心を刺激する。盾持ちの嫌な敵も盾引っ剥がしたり貫通ダメージ与えたりできる。
ただ振り子運動はもうちょっと大きく振ってくれんか!この状態のジャンプもうちょっと高くならんか!
また空中使用時に落下撃ちになるからタイミングがシビアとか(スマブラみたいに使用時滞空してくれないし)近すぎると刺さらないとかでだいぶ高等テクニックを要求される点は困った…。
エルピス
「力というものが持つ危うさを知らぬものは、やがてその力に支配される」
最初かなり怪しい~と思ってたけどレジスタンスを救う、ネオ・アルカディアを倒すという意図は偽りではなかったんだ。ただそれも手段というか、根幹は自分の価値を証明したい、自分を認めなかった奴らに思い知らせたいという思いで、だいぶ歪んでしまった。ゼロがいなければ今作もレジスタンスは滅びていただろうけど、ゼロが来たからこそより劣等感で更に歪んでしまったんだろうな…。
最後にエルピスが壊したのってエックスのオリジナルボディなん…?それに関する言及一切ないまま終わったんだけど…。エックスの精神はエルフ化してるったって本体なくなったらさすがにまずくない…?
終わりにDr.バイルだのオメガだの新単語出して次回に続くし、Xシリーズも情報小出しにしてたけどだいぶ連載タイプの作品だなあ。4部作構成って最初からの構想だったんだろうか?(1は1で続きなくても成立する終わり方だったけど、四天王は1人しか倒してなかったし)
好きなセリフ
苦労人胃痛枠中間管理職(三天王全員ゼロに執着してるし3人ともヒロインだろこれ)
「力というものが持つ危うさを知らぬものは、やがてその力に支配される」
私には力がない…誰も私を認めてくれない、誰にも必要とされない、力が欲しい…。私は歪んでしまうような力を手に入れることすら出来ないけど、その無力感虚無感劣等感、ものすごくよく分かる…。戦闘前の長すぎイベントスキップできない除いてとても彼を憎みきれない。
ロックマンゼロ3
2はアシストセーブありだとだいぶヌルかったかな~と思って(最終面はさすがに…だったけど)3はエルフ使用ペナなくなってるらしいし切って始めたが…むっず!
やはり初期体力低いからすぐ死ぬし基本的に難しいバランスだし…サブタンクも見つからんし…!
雪山ステージのボードに乗ったトゲ鉄球振り回すデカいゴキゲンな通り魔は絶対回避不能だろあんなん!狭い画面であのサイズであの速度はさあ!
ていうかエルフペナあるじゃん!一部なくなってるだけじゃん!それだけでも救済ではあるけどそこまで楽になり過ぎはしないかなあ。回復撒きはものすげえありがたいけど。
…とか思ってたらフュージョンタイプ育てればサテライトに変更可能!?マジ!?コレクションは説明書ないから…。
おかげで中盤以降はかなり楽になった…。これで序盤が色々揃ってない分もうちょっと有情にしてくれれば更に素晴らしかったのですが。
ゼロシリーズ、未クリアステージはエスケープできないし、残機尽きたらリセットだし、Xシリーズでもゲームオーバーになって帰っても取った強化アイテムは持ち帰れたのに…今作シークレットファイル収集とかあるからより気になった。
4ボス倒したら3ボス出現してこいつら倒したら最終盤かなと思ったら更に4ボス出現してひっくり返った。そんなに!?ボリュームあるな!嬉しい誤算ですねえ…。
コピーエックス、英雄のコピーとして作られて、自分の信じた正義を成していたらそれは独善的な支配で偽物として討伐され、復活させてもらったと思ったら都合の良い道具として利用されて、愚かな暗君と成り果て腹心すら切り捨て、最期は道化として始末される、あまりにも哀しすぎる…。どこまでも救いがない…こんなのってないよ…。
ハルピュイアはコピーエックス亡き後代行として頑張ってたのに哀しき道化の暗君に役立たず呼ばわりされて切り捨てられる苦労人中間管理職…。なんかすごい愛着湧いたわ。
エックス、消えちゃった…。オリジナルボディも前作で破壊され(オリジナルボディってことでいいんだよね?アレ)、精神もついに…。
ゼロもオリジナルボディを自ら破壊し、ある意味「呪い」でもあったライトとワイリーの遺産がこの世から消え失せたんだ…(いやXが無印から100年後、そこから更に100年後ってあの2人製ロボの耐用年数どうなってんだよ?頭脳部以外のパーツ換装してるんだったらオリジナルボディなんて言わないだろうし…。あれえ?ゼロはX5でほぼ大破してたよね?暫定アイゾックが直したとして、それをオリジナルボディと呼んでいいのか?いやバイルはそんなこと知らんのか…)。
X-ゼロは陰鬱な世界観で今までも10作も続けると結構精神すり減らすしんどさだったけど、こうして主人公達が消えていくのを見るとしんどいな…。10作も続けると愛着もひとしおなわけだし…。でもあらゆるものはいずれ失われる、失いながら未来へ進んでいくものなんだよな。
1での「オレがゼロじゃなかったらどうする?」「私にとってあなたはもうゼロなのよ」この時のための伏線だったのか…。その頃からこの設定の構想あったのだろうか。
最後に自らを倒して因縁に決着をつけるの、三天王が助力してくれるのも合わせて最終話として美しすぎる…バイルを倒してないこと以外は最終作として完璧な流れだ…(えっ!?この後4で更に完璧な最終話を!?)
ベビーエルフも…死…?ゼロは悩まない、迷わない…バイルに良いように利用されただけのいたいけな幼子を斬…ガァア!!!アルエット~!!!
これ主人公がエックスだったら発狂してるだろ!エックスなら「君達はバイルに利用されているだけなんだ!アルエットが待ってる!彼女のもとに帰ろう!」って言ったろうか?言ったとしてそれは聞き入れられたろうか…?
バイルはワイリーなのか?
それを彷彿とさせる描写は間々あったけど、ここまで非道で悪辣な所業、とてもワイリーとは思えない、というか思いたくない…。時を経て精神も歪んでしまった?としてもここまで変わり果てると思いたくない…。
自分の作った本物のゼロボディに執着して主人公ゼロを偽物の体となじるのはワイリーなら分かるんだけど、そこに宿っている精神が本物だったのにそれでも偽物と断じるのか?そっちを本物に移そうとは思わないのか?本物の思考をコピーしたみたいな話はなかったし…。体さえあれば中身はどうでもいいのか?そんな奴をワイリー本人と思いたくない…。
また人間って言ってたけど、人間のままこんな遙か未来まで生きてるのか?確かに頭培養液っぽいけど、そんな技術あるなら…いやワイリーが独占してた技術?それにこの時代に人間ならサーゲス(は個人的に眉唾の域を出ないけど)やアイゾックはなんだったの?精神を移植してたんじゃなくコピーしてレプリロイドに移してた…?
確定情報がないしいくら考えても妄想の域を出ない。
でもこれ、シリアス陰鬱なゼロの世界観でコミカルな世界征服企まれても萎えるし、ゼロの世界観ナイズされたワイリー概念って考えればいいのか。
でもこうして無印シリーズのワイリー像とズレるならそもそもワイリーを彷彿とさせるキャラとして出さなければいいのでは?そうかも…。
↑ここまでが4途中辺りまでの思考。以下4クリア後↓
考えすぎだわ、なんでもつなげて考えすぎだわ。別人だわ。あれで同一人物はやはり無理があるわ。

あのゼロがこんなこと言うようになったのさぁ~!!!エックス…。
現実じゃん(いやだんだんではないか…最初からか…つまりフィクションの方がマシってことか)
ロックマンゼロ4
最高のエンディングだった…。
主人公が消えて悲しくないのか?そりゃもちろんなくはないけど、エックスも前作で消え、これまでの陰鬱なX~ゼロの世界観と物語からするとここでゼロも消えるのはこの上なく美しい最高の終幕だったと感じる。おセンチにはなるけど、今まで本当にお疲れ様…感が強い。
最後にゼロを映さない、語らせないのも、ここまでの4作迷いなく歩んできた(Xの時代はまだ迷い悩み苦しんでいたけど)ゼロの結末にこの上なく相応しいと思う。
かつてロックマンはワイリーを撃てなかった。だがゼロは迷いなくバイルを斬る。リフレインと対比。生まれついてのイレギュラーとして作られたゼロがエックスの親友として人とレプリロイドを守る存在として戦い続け、ライト博士が望んでやまなかった人間とロボットの共存、平和を愛し人を守る優しさを持って生まれたエックスの意志がゼロに受け継がれ、迷いなく人間を斬るというイレギュラーの行いを以て人間をレプリロイドを世界を守り消えていく。これがライトとワイリー2人の理想の歯車が噛み合ったもの…。
美しい…あまりにも美しすぎる…。ありがとうカプコン、ありがとうインティ、ありがとうロックマンX、ありがとうロックマンゼロ…。
ここへきて差別と共存をやってくるのね~。
まあ人間の隣人として当たり前にレプリロイドがいる世界観だし、共存はライト博士の願いでもあったから、いつかは扱うテーマだよね。若干巻き気味とも感じたけど。
X5以降ロックマンシリーズのストーリーは格段に良くなってるなあって。え?エグゼ?いや、まあ…その…大筋は…いいし…。
最終作で三天王出なかったな!…まあこのシナリオで介入させる余裕もないか。最終作だしEDで3人が空を見上げてる一枚絵ぐらいは欲しかったかも。欲か?
ようやくエルフが使い捨てじゃなくなった…。強化もどれを選ぶか悩まなくていいしだいぶ分かりやすくてよい。とはいえ同系統の効果を共存できないのは少し窮屈かも。
キャパ越えできないんじゃなくて越えると減点になるのは、どうしても評価システムの減点要因を入れたい執念を感じる。いや評価気にせず進めるならいくらでも使えるのはだいぶ救済なんだけどね。
敵から武器奪えるのは楽しいけど、バリエーションが豊富なだけでどれもあまり強くないなあ…。だいぶ道楽だこれ。属性攻撃ボスに撃つには威力ないし、段数制限あるのも多いし、シールド系欲しい時には取ってない/近くにいなかったりするし、移動にも使えたチェーンロッド、リコイルロッドが恋しい場面が多い…。
敵から素材奪ってパーツ作るのも、前作では別の形で入手できたから面倒さが勝ってしまう。レシピも全然手に入らないしてきとーに合わせても失敗すると消えるし、結局攻略サイトににらめっこになりつつ参照しても足りなくて結局作れねえ!とほほ~
必要素材調べるために敵図鑑タイトルからだけじゃなくセルヴォからもアクセスできるとよかったんじゃないかな。
エルフやシークレットファイルを集めることがなくなったので、ステージの探索要素も薄れてしまったね。
救済要素は1~2からすればだいぶ親切にはなったけど、やはり何も持ってない序盤がきっつい…。
というか親切要素増やしたぶん難易度は激上げしてもいいと思ってない!?クラフト強すぎだろ何だこれ!火力が高すぎる(初期体力が低いんだって)上に予備動作が短すぎる上に範囲が広すぎるだろ!戦場も狭いし壁もないし!サブタンクも見つけられてなかったのに強制イベント進行なので(だよね?)探しに戻ることもできなくて地獄の宴だったよ!前作では実質アシストセーブなしで行けたのに頼らざるを得なかったよ…。頼ってなおパターンわかってなお避けらんない、デレ待ちの様相だった。
サブタンク、わからんって!怪しい所はそりゃあったけどナックルで敵からカードキー奪って持って行くとか分からんって!ヒントくれよ!まだカギの形してたら察せたかもしれないのに…(まあ世界観的にはなあ…)。半身だけ倒して掴まれる敵もわかんなかったよ…。X1~2に回帰してません!?いや超絶高等テクニック要求ではなかったけどさ。
そしてサブタンクありさえすればクラフト再戦はより強化してようがものの敵ではなかったという。まあここまで強化しててなお地獄だったらヤヴァイわよ。
ようやく…ようやくEXスキル入手に評価関わらなくなった…。それでも高難度化しないと入手できないけど、その割にあまり強くないけど…。まあ取りそこねたら(一度クリアするかリセットしないと)取り返し効かないしこんなもんでいいのかもしれないけど。
しかし属性チップがなくなったことでEXスキル取らないとボスの弱点を突きにくい!強奪武器は弱点だとしても威力足りなすぎるし…。
今作はチャージセイバーに属性乗せられず、属性チャージバスターは物足りない威力。属性剣技はチャージ不可…確かに前作まで弱点属性チャージセイバーが強すぎるきらいあったけど、それがなくなったらなくなったで爽快感が薄れてると感じちゃうよなあ。功罪か。
エルフによる強化で自分も硬くしやすくなったし、調整としては妥当な所ではあるかな。
自由な攻撃に属性付与できないのは不自由さを感じる。「前作まであった要素」がなくなると、ねえ…。
全体的に、エルフ装備と育成、EXスキル入手以外の、前作までから一新や追加された要素があまり光ってないと感じた。
なんか気づけば不満ばかり挙げてるけど、普通にゲーム進めるのは結構スイスイ行けたし、1から変わらず操作性は快適だし、アクションゲームとしての手触りは相当いいよ。
だが本作はとにかくストーリー、その終わり方がこの上なく最高オブ最高だった。ここまで計23作のライトとワイリーからなるエックスとゼロの物語を追ってきたからこそなお本ッッッ当に沁みる…最高。もうこれでよくない?ロックマンXのフィナーレって。X8の最後でブッ込まれた謎はX9じゃなくてもロックマンアクセルとでも題してアクセルに注力して描いてくれればそれでよくない?
思ってないです。人間は弱くて悪辣です。
ロックマン7のリフレイン~!
ライト、ワイリー、あんた達2人の理想の、執念の行き着いた先だよ…