カービィを1作2作だけやったことある程度の層には「えっ！？ワドルディって敵キャラじゃないの！？」と驚かれるかもしれないが、毎作カービィをやっているような歴戦のカービィユーザーには割りと自然に受け入れられたのではないだろうか。
何故ワドルディが選ばれたか？なぜすんなり受け入れられたか？
ワドルディはカービィの味方として登場することもすっかり増えたが、それでも依然ザコ敵として登場していた。
しかし救出対象としてあまり違和感がないのは、ザコ敵としてのもあまり脅威ではなく、敵対者という認識が薄いことが大きな理由の一つとしてあると思う。
そもそもいつものザコ敵ワドルディは積極的に攻撃してきたりしないし、人畜無害なんて形容されることもあったり、敵対者というより、その辺を歩いているだけのプププランドの一般市民感が強い。
同じザコ敵でももしこれがゴルドーやシャッツォだったら…明確に敵キャラとしての脅威度が高いため「助けたくねえ…」ってなる。
では他のザコ敵だったら？ブルームハッターやキャピィあたりなら脅威度も低いし(キャピィは対空攻撃してきたりすることもあるが)それなりに受け入れやすいかと思う。
またワドルドゥなんかも、攻撃はしてくるけど、ヘルパーになったりタッチ！カービィでプレイアブルになったりアニメで話の分かる奴として描かれているなどもあって、救出対象となるならまあ受け入れやすい方かな。とはいえ、1つ目の外見がいかにも「敵キャラ」で、見た目の親しみやすさではワドルディやキャピィ、ブルームハッターに軍配だろう。
代表的なザコ敵としては他にブロントバートなどもいるが…アクションゲームとしてかなり強力なアクションである飛行を咎めてくる、カービィをしつこく追いかけ回してくるものもいるなど、この辺の代表ザコ敵の中ではあまり親しみは持ちにくい方ではないかと思う。
「助けたくなる」「親しみやすさ」以外でもやはり、ザコ敵というか「プププランドの住民」の代表といえばやはり一番はワドルディだろうし、異世界に行って故郷の民を救出する、という構図になったらワドルディが選ばれるのは順当な選定。また大量にいるということもアニメの描写もあって受け入れやすい(アニメとゲームは別物とはいえ)。
